空手に筋トレは必要か?
「力なき正義は無能なり。正義なき力は暴力なり」
極真空手の創始者、大山倍達総裁の言葉です。
スピード重視の寸止め空手に対抗するように、自らもパワー空手を実践しました。
強くなりたいなら、筋トレは必須です。
格闘技、とりわけフルコンタクト空手では力(パワー)は大きなアドバンテージです。
試合や競技だけでなく、力は絶対的な強さを決める大きなファクターです。
同じ体重でも、力の差は大きな差
「体重制だから、そこまで筋トレは必要ない」
そう考える人もいます。
ですが、体重が同じでも筋力は同じではありません。
同じ階級で向かい合った二人の選手。
一方はベンチプレス100kgを挙げ、もう一方は自重トレーニングも十分にできない。
試合が始まれば、その差は明確に現れます。
格闘技において、スピードで2倍の差をつけることはほぼ不可能です。
しかし、力には2倍の差が生まれることがあります。
そしてその差は、打撃の重さ、押し合いの強さ、最後の一歩の踏ん張りに直結します。
同じ体重であれば、力が強いことは明確なアドバンテージです。
これは理屈ではなく、現実です。
なぜマシントレーニングを勧めないのか
「筋トレをすればいいなら、マシンで十分では?」
そう思うかもしれません。
しかし、プロの運動指導者の視点から言えば、全くおすすめしません。
マシンだけでトレーニングするのだれば、しない方がいいかもしれません。
空手は、立位で、地面を踏み、全身を強調させ、不安定な状況で力を出す
という特徴があります。
椅子に座り、軌道が固定されたマシンで単一の筋肉を鍛えることは、筋肥大には役立ちますが、実戦的な出力向上には直結しにくい。
ああいうマシンはまさにボディビルのため、見せるための筋肉のためのマシンなのです。
私たちが目指すのはそこじゃない。
私たちが欲しいのは、大きな筋肉ではなく、早く、強く動かすことができる能力です。
推奨するのは複合的なフリーウェイト種目です。
- ベンチプレス
- オーバーヘッドプレス
- スクワット
- デッドリフト
- クリーン
- ケトルベルエクササイズ...etc
これらは、身体全体で力を発揮する能力を高めます。
単に筋肉を大きくするのではなく、
「力を出せる身体」に変えるための手段です。
正しく教わることの価値
フリーウェイトは効果が高い分、難易度も高いのが難点です。
自己流では怪我のリスクもあります。
負荷設定
フォーム
ボリューム管理
空手の稽古との両立
これらを理解して設計できる指導者は、実は多くありません。
というか、ほとんどいません。
自分で試行錯誤して遠回りするか。
専門的な指導のもとで最短距離を進むか。
この差はあなたが思っているよりでかい。
いい時期を逃せば、トレーニング効率は大きく下がります。
筋トレを始めるのに一番いい時期はいつか?
その答えは決まっています。「今」です。
筋トレは強くなるための早道
もちろん、
「そこまで強くなりたいわけではない」
というのであれば、無理にやる必要はありません。
ですが、
- 強くなりたい
- 打ち負けたくない
- 押し負けたくない
- 本物の自信を持ちたい
そう思うなら、筋トレはほぼ絶対確実な近道です。
強さは偶然ではありません。才能、センスではありません。
適切にトレーニングをすれば、強くなれます。
強くなりたいなら、筋トレをやらない理由は見つかりません。
結局、あなたがどこまで強くなりたいのか、ってことです。
身体は必ず応えてくれます。
私の経験からも、本当にそう。
そこにCSCSやNSCA-CPT、NASMーPESなどを学び理論的にも身体を理解しています。
だからこそ、ここでやっているトレーニング内容には絶対の自信があります。
プロの運動指導者である人間が、これほどまで「強さ」に特化した筋トレを直接指導するジムが身近にあること。
あなたにはまだその価値が分からないかもしれませんが、実は、ここはそれほどまでに恵まれた環境なのです。
ほんとに手前味噌で言うのも恥ずかしいのですが、ここは伝えるべきことだと思うので。
最後はジムの宣伝になりましたが、それくらい筋トレは必須ってことです。
