空手とキックボクシングの違い

格闘技をしようと思ったとき、

空手の他にも、柔術、キックボクシング、ボクシングなどが候補にあがると思います。

中でも空手とキックボクシングは動き的には同じ様なものです。

パンチがあって、キックがある。

フルコンタクト空手ルールでは顔面へのパンチはないが、キックは当然顔面も攻撃をする。

空手は素手だが、キックはグローブをつける。

見た目の違いはそれくらいのものかもしれません。

細かなところでは、蹴り方か突き方、防御の技術も違います。

その他にも、色々な違いあります。

キックは競技、空手は道

だから、

キックは試合をしてお金をもらう(かもしれない)けど、空手は試合に勝ってもお金をもらえない

そして、大きな違いが、その思想というか哲学にあると思います。

キックボクシングはリングの上に上がってナンボの世界。

空手は試合だけでなく、稽古も本番であり、稽古が終わっても『空手的な考え』をすることを求めます。

日常生活の全てが空手的な世界なのです。

夜歩いていても、お酒を飲んでいても、何があっても対応できるように。

空手家として恥ずかしくないような振る舞いを意識します。

つまり、キックは試合が前提であり、空手は日常が前提なのです。

だから、キックは体重制が前提ですが、空手は無差別が前提なのです。

身体が小さいから負けました、ではダメなのです。

身体が小さいなら小さいなりに負けないスキルを身につけなければなりません。

空手とは、

体重制があり、時間があり、そのルールの中での強さを競うものではなく、

少なくとも、その思想としては、根本的な強さを求めるものだと思っています。

また稽古体系、練習方法も違います。

空手は全員で強くなるシステムです。

日本式の教育のような感じですね、全体的に、誰もが平均的に強くなれるシステム。

キックボクシングは、一人で黙々とシャドーをしたり、サンドバッグを叩いたりして、たまにアドバイスをもらう、感じ。

ずっとあなた一人を見てくれるというシステムではありません。

そのうち、「こいつは芽があるな、」と思われたら、試合に出ることを前提に本格的に指導をしてくれる、そんなイメージです。試合に勝てるように伸ばしてくれる。

空手は違います。全体でやる。皆で一緒にやる。だから頑張れます。

試合に出る出ないに関わらず、同じように指導を受けることができる。

その中で、試合に出る場合は、別の時間に特別な練習をする、そんな感じです。

それぞれ一長一短はあります。

キックは個々練習なので練習時間が自由、空手は皆と一緒にやるので、稽古時間が決まっている、という違いもあります。

しかし、これも時間が決まっていることは実はメリットなのです。

当GYM PROTEIOSは予約制です。

予約制だからいくのです。

いつでも、自分の好きなときにできる、というのは良さそうに思えますが、実際は、そこまで人の意思は強くありません。

「この日のこの時間にこれをやる」と決まっているからこそ、やるのです。

そういう意味でも、時間が決まっているというのは、ほとんどの人については、メリットになります。

・経営者ですごく忙しい。

・開いた時間に隙間時間にサッとやりたい。

・周りに人がいると嫌・・

という人はキックの方がいいのかもしれません。

が、それでもやっぱり、日常全て空手的な考えを身につけていただきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です