運動神経が悪くても空手はできる?

よく運動神経が悪い、とか運動神経がにぶい、

と表現することがあります。

体験に来られる保護者の方からも

「うちの子、運動神経が悪いんですが大丈夫でしょうか?」

と聞かれることがあります。

最初に結論を言えば

もちろん大丈夫!

です。

ただ、その前に確認したいことがあります。

それは、

「運動神経が悪いとはどういう意味ですか?」

ということです。

多くの場合、

・ボールがうまく投げられない

・鉄棒が苦手

・跳び箱が飛べない

・マット運動が苦手

とか、そういう運動学習スキルのことを指していることが多いです。

しかし、それと空手ができるかどうかは別問題です。

例えば野球であれば、

ボールを投げる

ボールを捕る

ボールを打つ

という技術、スキルが必要です。

サッカーであれば、

ボールを扱う技術が必要です。

これらはスキル学習なので、やれば上手になりますし、やらなければ上手になりません。

空手は違います。

空手は自分の身体を使う競技です。

もちろん簡単ではありませんし、突きや蹴りにもある程度の技術が必要です。

また、

私は空手の上達において最も重要なのは運動神経ではないと考えています。

もっと大切なのは、

良い指導

正しい反復

上達

です。

例えば運動神経が良くても、稽古に来ない人は上達しません。

言われたことをやらない人も上達しません。

逆に、

最初は運動が苦手だった人でも、

真面目に練習を続ければ驚くほど成長します。

これは空手に限らず、勉強や仕事でも同じではないでしょうか。

私は空手の才能について聞かれたとき、

「継続できること」

と答えることがあります。

もちろん生まれ持った身体能力の差はあります。

反応が速い人もいます。

力が強い人もいます。

体格に恵まれている人もいます。

しかし、そういった才能以上に大切なのが環境です。

良い指導者がいること。

家族の協力

自宅から無理なく通えること。

仲間がいること。

成長にはそういう要素の方が重要だったりします。

逆に、どれだけ才能があっても、

指導者と合わない

通うのが大変

練習しづらい

という状況ではいくら才能があっても伸びません。

私はこれまでたくさんの人を見てきましたが、

運動神経が良いから強くなった人より、真面目に続けたから強くなった人の方が圧倒的に多いです。

また、空手は個人競技です。

誰かと比べる必要はありません。

昨日の自分より少し上手くなる。

去年の自分より少し強くなる。

そういうものです。

運動神経が悪いから空手ができないとか、そんなことはありません。

むしろ空手は、自分のペースで成長できる武道です。

人に迷惑をかけることもありません。

もし少しでも興味があるのであれば、

運動神経を理由に諦める必要はありません。

まずは一度やってみましょう!

続ければ1年後には今より確実に強くなっています。

2年後はもっと上手くなっています。

それが空手の良いところです。