空手は○○才からはじめなさい

当ジムでは、「入会は小学生から」としています。

絶対的な基準ではありませんが、概ね小学生くらい、ということです。

空手自体は何歳からでも始めることができます。

実際に幼稚園から始める子もいますし、もっと小さい頃から身体を動かしている子もいます。

ただ、私個人としては小学校3年生頃からが最もおすすめです。

これは決して「それまでは空手をしてはいけない」という意味ではありません。

むしろ逆です。

私は小学校低学年までは、空手以外の運動もたくさん経験してほしいと思っています。

例えば、

・鬼ごっこ
・かけっこ
・ボール遊び
・水泳
・体操

こういった運動です。

子どもの神経系は小さい頃に大きく発達します。

この時期に様々な動きを経験することで、将来的な運動能力の土台が作られます。

私はトレーナーとしても活動していますが、幼少期に多様な動きを経験した子どもの方が、結果的に運動能力が高くなることが多いと感じています。

一方で、空手は意外と専門性の高い運動です。

大人が見れば簡単そうに見えるかもしれません。

しかし、

・突き
・受け
・蹴り
・移動稽古

これらは子どもにとって決して簡単な動きではありません。

また空手の稽古は基本的に反復練習です。

何度も同じ動きを繰り返します。

基本的にツマラナイ(笑

球技のようなゲーム性や楽しさはそれほどありません。

もちろんゲーム性を取り入れた指導もできますが、そればかりでは空手そのものの上達にはつながらないこともあります。

何歳からでも空手はできますが、

「空手ができる年齢」

「空手を理解できる年齢」

は違うのです。

幼稚園児でも空手はできます。

でも、

なぜ礼をするのか。

立ち方の意味

型の動き

そういった意味を理解しながら取り組めるのは、小学校3年生頃からだと思っています。

また、その頃になると先生の話も理解しやすくなります。

集中して話を聞ける時間も長くなります。

自分で考える力も育ってきます。

そうなると空手の上達スピードも大きく変わります。

もちろん子どもには個人差があります。

小学校1年生でもしっかりできる子もいます。

逆に高学年になっても難しい子もいます。

ですから年齢だけで判断することはできません。

ただ一つ言えるのは、

私は「早く始めれば有利」とは考えていません。

むしろ小さい頃は様々な運動を経験することの方が大切です。

トレーナーとして、幼児の際にどのような運動をすればいいのか、と聞かれても「空手」とは答えません。

もっとゲーム性の高いもの、球技、団体で行うもの、たくさん走るもの、などをお勧めします。

簡単な球技や、鉄棒、マット運動そのような運動をした方がいいと思います。

そのような下地を作ってあとであれば、どのような競技をしてもいいと思いますし、その際にはいくつかの競技を並行して行うことをお勧めします。

小学生までは

・球技や道具を使うスポーツ(野球やサッカー)と何も使わないもの(陸上や柔道、空手)

・屋外と屋内

・団体競技と個人競技

などをバランスよくミックするといいでしょう。

そして、中学生くらいから、2つくらい絞るといいと思います。

小さいころからこのスポーツだけ!

はあまり良い結果にはなりません。

小学生のころはいくつかのスポーツや遊びをするべきなのです。

そういう意味で空手は小学生から!

なのです。

空手ファーストではなく、子どもの発達ファーストで考えましょう!