強くなりたいと思うのは変?

人はなぜ強くなりたいと思うのでしょう?

私は昔から強くなりたいと思っていました。

今でも思っています。

でも、大人になるとあまり口に出さなくなります。

「強くなりたい」と言うと、

なんとなく子供っぽく聞こえるからです。

でも本当にそうでしょうか。

例えば、

「キレイになりたい」

という人はたくさんいます。

「痩せたい」

という人もいます。

「仕事ができるようになりたい」

という人もいます。

「お金を稼げるようになりたい」

という人もいます。

これらは全て、

今より良くなりたいという気持ちです。

私は強くなりたいという気持ちも、それと本質的には大きく変わらないのではないかと思っています。

もちろん人によって違います。

強さに興味がない人もいます。

格闘技に興味がない人もいます。

それはそれで良いと思います。

ただ、私自身は昔から興味がありました。

そして実際に空手を長く続けている人を見ると、似たような人が多い気がします。

強くなりたい。

上手くなりたい。

勝ちたい。

黒帯になりたい。

そういう気持ちがあるから続けられるのです。

礼儀正しくなりたいから空手を始めたわけではありません。

人間力を高めたいから始めたわけでもありません。

強くなりたかったのです。

ただそれだけです。

そして、それで良いと思っています。

なぜなら人は、

何か目標があるから努力できるからです。

例えば黒帯。

黒帯になりたい。

だから頑張る。続ける。そして成長する。

その結果として、

継続する力が身についたり、我慢する力が身についたり、人間的に成長したりする。

私はその順番だと思っています。

最初から

「人間力を高めたい」

と思って始める人は少ないでしょう。

強くなりたい。

勝ちたい。

黒帯になりたい。

そういう気持ちの方が自然です。

そして私は、その気持ちを否定したくありません。

むしろ大切にしたいと思っています。

最近は、

「競争しなくていい」

という考え方もあります。

それも一つの考え方だと思います。

ただ私は、勝ちたいと思うことも大切だと思っています。

もちろん勝利至上主義ではありません。

勝てば何でも良いとも思いません。

ただ、勝ちたいと思わなければ努力しないことも多いと思うのです。

負けてもいいや。

上手くならなくてもいいや。

そう思っている人が長く続けるのは難しいと思います。

空手に限らず、

仕事も勉強も同じではないでしょうか。

向上心があるから努力できる。

努力するから成長できる。

私はそう思っています。

だから私は、

「強くなりたい」

という気持ちは大切だと思っています。

そして空手というのは、

その気持ちを育てやすい競技です、

昇級審査や帯があります。

試合があります。

目標があります。

だから続けやすいのです。

私は空手が特別なスポーツだとは思っていません。

野球もサッカーも素晴らしいスポーツです。

どんなスポーツでも成長できます。

ただ空手には、強さを追求するという特徴があります。

私はそこに魅力を感じています。

そして今でも、強くなりたいと思っています。

それは20代の頃と同じ強さではありません。

むしろ若い頃より複雑です。

身体的な強さも欲しい。

でもそれだけではありません。

自分を律する力も欲しい。

大切な人を守れる力も欲しい。

人生の困難に立ち向かえる力も欲しい。

そういうもの全部ひっくるめて、

私は今でも強くなりたいと思っています。

そして、

もし同じような気持ちを持っている人がいるのであれば、

私はその気持ちを応援したいと思っています。

小さいころの夢や憧れ、強くなりたいとい気持ちがあるのであれば、ぜひチャレンジしてみてください!