武道とは??

スポーツの目的は、基本的には試合で勝利することです。

もちろんその過程で努力することの大切さや仲間との協力、礼儀なども学ぶことができます。

一方で武道は、試合や勝敗だけを目的としているわけではありません。

武道では、稽古を通して学んだことを日常生活や人生に生かしていくことが大切だと考えられています。

私は「道」という言葉には、その意味が込められていると思っています。

道場ではしっかり挨拶ができる。

では、自宅ではどうか。

学校ではどうか。

先生や友達、家族に対しても同じように接することができているか。

道場では先生の話を真剣に聞いている。

じゃ、自宅で両親の話や学校での先生、友達の話も同じように聞けているでしょうか。

ちゃんと返事をしているでしょうか?

武道で大切なのは、道場の中だけで立派になることではありません。

稽古を通して身につけた姿勢や考え方を、普段の生活の中でも実践していくことです。

それを稽古中から意識させること。

それがスポーツとの違いだと思います。

高い目標に向かって努力すること。

苦しいことから逃げずに挑戦すること。

自分を律すること。

そうした姿勢を学校や仕事、家庭生活の中でも発揮していくことが「道」なのだと思います。

とはいえ、試合に負けては練習も面白くなくなります。やる気やモチベーションもつづきません。

その意味で試合に勝つことを目指して、最大限の努力をすることも大切です。

ただ、

試合は成長の手段であり、勝つことが最大の目的ではないことは忘れないようにしましょう。