空手で培った強さを日常へ

私は、空手をやっている人(生徒さん)に

空手を通して心と体を鍛え、それを日常的に生かせる人になってほしい

と願っています。

それは、街で闘うことではありません。

例えば、

困っている人がいたら手を差し伸べる。

重い荷物を持っている人がいたら手伝う。

いじめられている人がいたら勇気を出して声をかける。

そんな簡単なことを普通にできる人になってほしいと思っています。

空手で鍛えた身体や精神力は、そのために使ってほしいのです。

空手をすれば強くなれます。

しかし、その強さは自分のためだけの強さではありません。

誰かを助けることができる強さ。

誰かを守ることができる強さです。

そのためにも、まずはしっかりと稽古をして、本当に強くなってほしいと思います。

この道場では、道場生全員に強くなってほしいと思っていますし、正しく努力すれば必ず成長できます。

そのために試合を目標にして練習することも大切です。

試合は自分の成長を確認する素晴らしい機会ですし、挑戦する価値があります。

そして、やはり勝てば嬉しいですし、もっと頑張ろうという気持ちにもなります。

だからこそ、試合で勝てるように一生懸命練習します。

しかし、試合はあくまで手段です。

本当の目的は、人として成長することです。

空手を通して強い心と身体を育て、それを社会や周りの人のために生かしていくこと。

その大切な原点だけは、これからも忘れずにいたいと思っています。

強さは、自分のためだけでなく、誰かのために使えるようになって初めて本当の強さにるんじゃないかと思っています。