空手をやれば礼節は身につくのか?

よく聞かれる質問です。

私の答えは、

「身につきやすい競技です。

でも、それが空手の目的ではありません。」

です。

礼儀正しい人なら、

空手をしていなくてもたくさんいます。

逆に、

大きな声で挨拶はできるけれど、

人に優しくできない人もいます。

礼節というのは

頭を下げること自体が目的ではありません。

正座をしてじっとしていることでもありません。

大切なのは形ではなく中身です。

空手の目的は、

強くなること。

上手くなること。

昨日の自分より成長すること。

その過程で、

指導してくれる人への感謝。

一緒に練習してくれる仲間への敬意。

支えてくれる家族への感謝。

そういった気持ちが育っていきます。

私は、

「礼儀を教えるために空手をする」

のではなく、

「成長を目指して努力した結果として礼節が育つ」

と考えています。

形だけの礼儀よりも、

人を思いやる心や自己肯定感、そういったものを育み自分に自信を持つことが大切ではないかと思っています。

強くなれば優しくなれるし、

自信を持てば、心に余裕が生まれます。

礼節は練習の過程で自然に育ちます。